みなさまこんにちは。
看護リカレント教育部です。
2026年10月17日(土)は、毎月1回、年間10回連続で受講する公開講座 看護管理塾の第5章を実施しました。
第5章の テーマは「効果的な会議」です。
このテーマについてメインファシリテーターの佐藤直子、古閑慎一郎氏の講義に引き続き、チームでのワークを行いました。
第5章を終えて、受講生から寄せられたコメントを紹介します。
***** 受講生からのコメント *****
〇今回のテーマ「効果的な会議」は、日々参加している会議が効果的に行われているか、改めて考える機会になった。
今回は自分が効果的でないと考えた会議について討議した。普段ルーチンで行っている部署の病棟会、当たり前のように行なっていたが、この講義で効果的な会議になっておらず、形骸化されていたことに気づいた。チームメンバーとの討議によって、より効果的にかつ病棟会の目的が達成できるように、開催のタイミングや方法を考えるとことができた。早速、現場に持ち帰り、実行に移せるように準備していこうと思う。また、前回の講義で、自分のチームの目指す姿をメンバーと話し合い、共有したからこそ、今回の討議がより深まったと感じた。
〇今回の講義では、会議の目的を明確にし、コンテンツだけでなくプロセスにも目を向けることの重要性を学びました。
特に印象に残ったのは、リーダー会におけるスタッフ育成についての意見交換です。私は、育成対象となるスタッフ自身も会議に参加し、指導者とともに課題や支援方法を考えることが大切だと考えていました。講師の先生からも同様のご意見をいただき、その重要性を改めて認識しました。一方、グループワークでは、指導者だけで話し合う場の必要性について、異なる視点を学ぶことができました。育成対象者が同席することで、指導者が日頃感じている困難や率直な思いを十分に表出できなくなる場合があること、また、管理者がリーダーの意見を十分に受け止めずに方針を進めた結果、リーダーたちの反発を招いてしまった事例を伺いました。この話を聞き、私はこれまで、ダイアログ(対話)の持つ意味や価値を十分に理解できていなかったのではないかと気づかされました。育成対象者の主体性を尊重し、ともに課題を考えることは大切です。しかし、その前段階として、指導者自身の困りごとや思いを丁寧に聴き、互いの考えを理解し合う場も必要なのだと感じました。また、指導者の思いを十分に受け止めることが、その後の建設的な議論や具体的な支援策の検討につながるのではないかと考えました。
今回の学びから、育成対象者が参加する会議と、リーダーだけで率直に話し合う会議は、どちらか一方が正しいというものではなく、それぞれに重要な役割があると考えるようになりました。大切なのは、会議の目的や参加者の状況、チームの関係性、検討すべき課題を踏まえ、その場に適した会議の形式や進め方を選択することだと思います。そして、その判断を感覚的に行うのではなく、管理者である自分自身が、それぞれの方法の意義や課題を論理的に整理し、総合的に判断することが重要だと感じました。
今回、講義で学んだことに加え、グループメンバーの実践経験や異なる意見に触れたことで、自分自身の考えを深めることができました。異なる意見を聞き、自分にはなかった視点に気づき、考えが広がっていく過程そのものが、ダイアログの大切さを実感する機会になったと思います。今後は、会議の効率性や成果だけでなく、参加者の思いや相互理解の過程も大切にしながら、状況に応じて適切な判断ができる看護管理者を目指したいと思います。
〇第4章でチームの目標を決め、それをとても活かせた章でした。前回の振り返りもとても有意義で、チームメンバーとの意見交換もわくわくしながら参加することができました。
今回のチームワークでは、チームメンバーへ活発に質問したり、予想しなかった議論の結果になったりしたときの、チームメンバーの結束力がすばらしく、あっという間に時間がたち、いつもとは違う疲労感を味わうことができました。
第5章のテーマの「効果的な会議」を通して、日々参加している会議について振り返ることができました。会議の5悪や目的、ダイアローグとディスカッションという新たな視点を持ち、組織づくりをさらに学びたいと思いました。
〇現在通信教育で薬膳を学んでいます。漢方や食養生に興味を持っており、冒頭の山田先生のお話から興味津々でした。季節の変わり目、旬の食材を食べて体のバランスをとり、しっかり養生したいと思います。
現在職場で効果的なカンファレンスの持ち方を検討しています。今回の講義もまた大変参考になりました。特にディスカッションとダイアローグの違いは新鮮な学びでした。カンファレンスの中で効率的にディスカッションできないだろうか…と考えていましたが、ダイアローグの時間を設けて発言者のバックヤードを理解する時間も必要だと実感しました。そして会議のプロセスは質と事後の行動に影響があることを知り、会議の場をマネジメントすることが大事だと感じました。意識して部署で活用したいと思います。
〇会議について、今まで漠然と有意義な会議になるのかと感じることはありました。第5章でチームメンバーと会議について分析し課題を見つけることで改善策まで抽出し、ワークする事で自身の職場に持ち帰りすぐに実践しようと思いました。参加者の一部の人ではなく参加者全員が効果的と感じることができる会議の運営を目指したいと思います。ありがとうございました。
〇今回、会議について学び、いかに会議を開催するにもマネジメントが必要であるかということを学びました。実践しやすい内容であったので、病棟会やリーダー会などからはじめていけたらと思いました。
〇今回の授業を経て、会議における人件費のコストを実際に数字として目の当たりにし、驚愕しました。数値化されたことで、限られた時間を有益に使う必要があると改めて感じました。また、チーム発表を聴く中で、効果的じゃないと感じる会議は、自身だけでなく、大抵は周囲も同じ様に感じているんだなと思いました。そのため、これって効果的?と感じた際は、「会議の5悪」に当てはめながら、会議の参加者と共に改善策を検討していきたいと思いました。
〇看護管理塾の先輩から「効果的な会議」についての講義が大変学びになったと聞いていたため、楽しみにして臨みました。実際に講義を受け、自分が参加している会議の中にも、効果的とは言えないものが多くあることに気付きました。これまでは、無駄な会議が多いことに不満を感じていましたが、会議が効果的でない原因を議長だけの責任と捉えるのではなく、参加者である自分自身も「会議の5悪」を改善できるよう働きかけていくことが重要であると、講義やワークを通して学ぶことができました。特に、井部先生の「良い上司は部下がつくる」という言葉が印象に残り、はっとさせられました。会議のあり方を他者任せにするのではなく、自分自身も当事者として、より効果的な会議につながる建設的な提案や働きかけを積極的に行っていきたいと思います。
〇まずは、第4章の振り返りでしたが、チームで決めたテーマについて、自分自身を知らないとチームで意見が言えない、と気付きました。決めた事とはいえ、実行に移す難しさを感じております。そして、今回の第5章。有効な会議についてですが、今まで「会議」というものは、議論を交わさないといけないもの、と思っていました。しかし、そうではない会議のやり方がある事を知りました。そこからチームでのワークでしたが、課題からの話し合いについて、臨床で管理職を経験している方が多い為なのか、あまりにも内容に入り込み過ぎてしまったと内省しました。あたかも、すぐにでも「その会議」の改善策を提出しなければならないような、ワークになってしまいました。でも、今考えれば、もう少し冷静になって、客観的に「その会議」の問題そのものではなく、会議をするうえでの目 的が大切なんだと気づきました。ワーク後の井部先生のアドバイスでもありましたが、組織図を意識するとか、誰が参加するのかなど、そのような視点で、時間を守る、時間を意識する、時間のマネジメントをする、アジェンダをつくる、結果につなげる、などの事が大切な事と学びました。
その後、 第5回の管理管理塾の参加から、主な会議には出席していません。しかし、今までは、いてもしょうがない、やる意味はない、と思えていた会議ばかりでしたが、そうではなく私はダイアローグとしての参加をしている、この質が次のディスカッションを良いものにするのだと思えるようになりました。頷いたり、頭をかいたり、ジッと相手を見つめたり、参加方法はいろいろあると意気込んでいます。そこからの、会議を企画、運営できる管理能力を身に付けてみたい、と思えるようになりました。
〇今回のテーマ「効果的な会議」にするためには、会議プロセスが重要であること、会議の結果から行動したことが、看護や業務の向上につながるということに理解を深められました。講義で、どのような議論がされたのか、その時の参加者の表情や会話等をよく観察する。会議に参加する姿勢が建設的であるのか、関心を持てないような雰囲気であるのか等、会議後の行動に反映されることまで考えてはいませんでした。会議に参加するなら自分の意見をしっかりと述べて建設的な討議をするようにしていきたいと思います。そのためには前回の「チームで仕事をする」で学んだみんなが気兼ねなく意見を述べられる環境作りが必要であるし、参加者全員が環境作りの一員であると感じました。
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コメントをくださり、ありがとうございました。
次回、第6章でお待ちしております
聖路加国際大学
看護リカレント教育部





