2026年度看護管理塾 第4章 「チームで仕事をする」を終えて

 第4章「チームで仕事をする」を終えて_中尾根功嗣

一昨年まで第6章だった本章は、昨年は第5章、今年は更に早めて第4章として開催しました。管理塾において「チーム」の概念が早い段階から活かされることを意図した章立てです。みなさんの振り返りコメントから本章における学びを、一部抜粋してご紹介します。

〇看護管理塾のチームとしてのつながりが一段と深まったように感じました。同時に、今後どのような場で話し合いを行うときにも、参加者それぞれの背景を理解し、全員が納得し、理解したうえで進められているかを確認することの大切さを学びました。

 「分からない」と言えること、そして「分からない人はいないだろうか」と周囲が気づけること。その両方があってこそ、心理的安全性のあるチームになるのだと思います。

〇「チームで仕事をする」という授業が第4章で組まれていたことは、すごく絶妙な良いタイミングだったと思いました。一緒に学ぶチームメンバーと自分達のチームについて考え、チームの課題は何か、どうしたらより学びが深くなるのか考えることができました。また、それぞれがチームに対して感じていることなど、今までよりも一歩踏み込んだ意見交換をすることができ、「グループ」ではなく、「チーム」としての意識がはじめて互いに生まれた気がしました。

〇3月のゴールに向けて、目指す姿を実現できるように今後もチームメンバーと共に頑張ります!また来月参加するのが楽しみです。

〇思いやりをもち、協力しながら、チームを運営出来るよう、せめて欠席しないよう力を尽くしたいと思えた

講義の冒頭で、受講生自身に「今、自分は防御状態か、学習状態か」問いかけました。これは、チーム運営において重要な「心理的安全性」について、正しい理解を促すためです。心理的安全性が高いチームとは、単に「安心していられる」「居心地がよい」状態ではありません。「わからない」と素直に言えること。議論の中で一歩踏み込み、自分の意見を発言できること。そして、チームの目的に貢献するために、自ら学び、成長しようとすること。まさに振り返りコメントに認められた、一人ひとりの姿勢が、チーム運営には欠かせないのです。
 振り返りコメントは他にも興味深い学びの様子と今後の意気込みが多数寄せられました。ぜひ、みなさんに目を通していただきたいと思います。

これからは、「本日のワーク」において各チームが検討した成果物を実践することです。ご案内したとおり、最終章ではチームの成長を検証したいと思います。各チームの目指すチームの姿は下記の通りです。

・Aチーム「お互いに良い刺激し合うチーム♡」(①4.4 ②3.0 ③3.2 ④4.6 ⑤3.8)
・Bチーム「安心して率直に語り合い、一人一人が管理者として成長できるチーム」(①4.6 ②4.4 ③3.4 ④4.8 ⑤4.8)
・Cチーム「自分の考え・意見・経験をはずかしがらずに述べられる 一人一人が輝ける」(①4.2 ②3.0 ③2.7 ④3.7 ⑤4.0)
・Dチーム「お互いを尊重し5人の違いを活かす!」(①4.2 ②4.2 ③3.2 ④4.0 ⑤3.2)
・Eチーム「共に成長を感じられるEチーム」(①5.0 ②4.3 ③4.0 ④4.3 ⑤4.3)
・Fチーム「本音で話せるチーム」(①3.6 ②3.6 ③3.0 ④3.6 ⑤3.4)
・Gチーム「積極的に発表できるチーム」(①4.0 ②3.8 ③3.8 ④4.4 ⑤3.4)
・Hチーム「お互いを知り自由に発言ができる」(①3.6 ②3.6 ③4.0 ④4.2 ⑤4.0)
・Iチーム「議論をつくして全員が完全燃焼できるチーム」(①4.4 ②4.2 ③3.6 ④4.4 ⑤3.8)

(①心理的安全性 ②信頼性 ③構造と明確さ ④学習することの意味 ⑤所属する職場への影響)


                                                                          中尾根 功嗣