みなさまこんにちは。
看護リカレント教育部です。
2026年7月11日(土)は、毎月1回、年間10回連続で受講する公開講座 看護管理塾の第3章を実施しました。
第3章の テーマは「感情の源泉を扱う」です。
このテーマについてメインファシリテーターの本学 山田雅子の講義に引き続き、チームでのワークを行いました。
第3章を終えて、受講生から寄せられたコメントを紹介します。
***** 受講生からのコメント *****
〇相手の感情や面子について考えたり配慮することは気に掛けていたが、自身の感情に向き合う事は、意識していなかった。グリープワークや他チームのプレゼンをする中で意識していなかった感情に気付いた。
〇第3回看護塾では、「感情」について考えました。
グループワークでは、どの事例にも「こういうことはある」と共感できる場面が多く、立場や部署が違っても、同じような感情を抱くことがあるのだと感じました。だからこそ、その場をただ切り抜けるのではなく、何が起きているのか、自分はなぜその感情を抱いたのか、相手にはどのような事情や感情があるのかを考えながら行動することが大切だと学びました。
ネガティブな感情を抱くと、つい相手の言動や出来事そのものに目が向きがちです。しかし、感情を揺さぶられる場面は、自分を管理者として成長させてくれる機会でもあるのだと思いました。感情をぶつけてくる相手に対して、どのように対応するのか、その後の関係性をどのように築いていくのかまで考えることが、管理者には求められるのだと感じました。
また、井部先生から教えていただいた「影のボス」を見つけるという視点も印象に残りました。組織の中で、実際に誰が影響力をもっているのかを見極め、その人との関係性を意識しながら働きかけていくことも、組織を動かすうえで大切なのだと思いました。山田先生の事例には、管理者として相手に向き合う姿勢の深さを感じ、胸がいっぱいになりました。
さらに、「管理者は孤独である」ということについても考える機会になりました。これまで私は、管理者は孤独なものだと思っていました。しかし、ファシリテーターの方から「無理に孤独である必要はない」と伺い、改めて「孤独とは何だろう」と考えました。
管理者には、最終的に自分で判断しなければならない場面や、立場上すべてを共有できない場面があります。そのため、孤独を感じることはあると思います。一方で、「なかよしこよし」である必要はなくても、チームの中で存在感をもち、互いに声をかけ、相談できる関係を築くことは大切です。
管理者は孤独を感じることはあっても、孤立してはいけない。チームとのつながりを保ちながら、自分の役割を果たしていける管理者でありたいと思いました。
〇今まで現場でうごめいている感情について深く考えていなかったことを実感しました。
看護師は仕事中に感情を表出せずに、坦々とこなしていくイメージが強く、そうあるべきものと考えがちですが、本当はたくさんの感情が職場の中にうごめいていることに気付き、ハッとしました。
スタッフの感情に想像力を働かせるとともに、スタッフ、そして自分の感情を大事にしていきたいです。
そしてそれらを言葉で表現し、トラブル時の解決の糸口にしていきたいと思いました。
次回の講義まで少し間があきますが、実践できるように頑張ります。熱い夏になりそうです。
〇私自身、あまり感情を表に出すタイプではなく、仕事においては、管理者としてなるべくフラットな感情でいるよう意識していました。また、今回の事前課題の「感情をぶつけられた」という場面があまり思いつかない自分に驚きもありました。
日常の現場で、患者や家族に感情をぶつけられたときの、私の防御反応が働いていたことを知ることができました。状況を理解したり、物事を進めたりするときに、様々な感情があり、それらを感じ取り自分自身の感情の傾向をコントロールしながら、現場での役割を果たしていきたいと思いました。
また、感情を語る上でも、言語化することが大切であり、改めて、言葉の力を感じました。
第4章が今から楽しみです。
〇「感情の源泉を扱う」という題名に惹かれ、楽しみにしていた授業のひとつでした。
日々、様々な感情と対峙し、時にそれに疲れたり、やるせない気持ちになっていました。今回のテーマを経て、「感情の根の部分を探る」これを実践するだけでも、解決の糸口になる気がしました。相手の言動に対して表面的な姿のまま受け取るのではなく、感情のなぜ?なんで?という根の部分を考えて関わっていきたいです。そのことで感情の変化をキャッチし、良きタイミングで必要な介入に繋げていけたらいいなと思いました。
余談ですが、井部先生の宿題「ナースコール」という映画の中にも「感情の源泉」が沢山詰まっており、そういった意味でもいい教材になりました。
〇今回の講義は、責任者としての自身の関わり方を見つめ直す大変貴重な機会となりました。これまで私は、責任者としてスタッフと常に良好な関係を築くことを意識するあまり、相手の突発的な言動に対して、無意識にその場を取り繕うような対応をしてしまっていたことに気づかされました。波風を立てない表面的な解決では、本質的な問題解決には至らないのだと痛感しています。
講義の中で様々な感情表現を学ぶうちに、これまでのスタッフたちの姿が次々と浮かびました。嬉しそうにしていたとき、あるいは怒りや悲しみをぶつけてきたとき、私はその背景や「何のためにその行動をしているのか」という根源的な目的にまで思いを馳せ、心に余裕を持って関われていただろうかと振り返ることができました。
今後は、単にその場を上手く取り繕うのではなく、スタッフが露わにした感情の真意をしっかりと理解し、受け止 めたいと考えています。嬉しいことは共に心から喜び、不快に感じていることにはその痛みに寄り添う。そうして私自身の言葉や態度が、スタッフの心に深く響き、安心感と信頼感を与えるような働きかけができる責任者を目指し、日々の実践に励んでまいります。
〇今回の講義を受け、「感情の源泉に目を向けること」の大切さを改めて考える機会となりました。
私はこれまで、自分の感情にシャッターを下ろしてしまうことが多くありました。しかし、相手の感情も自分の感情も思い通りにコントロールすることはできません。だからこそ、その感情がどこから生まれているのか、その源泉を理解しようとすることが大切なのだと学びました。
また、これまではスタッフの言動や患者さん・ご家族からの言葉に対し、「どう対応するか」を考えることが多かったように思います。しかし、その前に「相手は何を感じているのか」「その感情は何から生まれているのか」に目を向けることが、信頼関係を築き、よりよい解決につながる第一歩なのだと感じました。
今後も、相手の感情だけでなく自分自身の感情にも目を向けながら、感情の源泉を理解しようとする姿勢を大切にし、スタッフや患者さん、ご家族との関わりに活かしていきたいと思います。
〇講義内で、グループワークに参加しましたが、感情に向き合う前に、対応についてあれこれ意見を言っている自分に気づきました。
講義から暫く経ちました。感情の源泉、という言葉について、どこからやってくるのか、考えるようになりました。
そして、自分の感情は表さないようにしていたと思っていましたか、感じないように努力していたというか、シャッターを下ろしていたというか、無関心でないがしろにしていたんだなあ、と気づきました。
どうやら今まで不感症だったようです。あと、スタッフで怒っている人を冷静に見られるようになりました。その人の怒りの源泉を知りたいと思いました。
まだまだ、感情の扱い方について、腑に落ちた感覚というか、理解できたようなものがないのですが。
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コメントをくださり、ありがとうございました。
次回、第4章でお待ちしております
聖路加国際大学
看護リカレント教育部



