2025年度【看護管理塾】第2章を実施!

 みなさまこんにちは。
 看護リカレント教育部です。

2025年6月14日(土)は、毎月1回、年間10回連続で受講する公開講座 看護管理塾の第2章を実施しました。

 第2章の テーマは「マネジメントに取り組む」です。 
このテーマについてファシリテータ井部氏の講義に引き続き、グループワークを行いました。






 
 
 
第2章を終えて、受講生から寄せられたコメントを紹介します。

***** 受講生からのコメント *****

〇今回は「マネジメントに取り組む」というテーマでの講義・チームでのワークでしたが、これまで漠然としていた自分の管理に対する思考や姿勢がひとつずつクリアになっていくのを実感しています。主任としてプレイヤーとマネジャーのバランスにいつもモヤモヤしていましたが、それさえも客観的に見る良い機会になりました。
研修の度に知らなかった自分と向き合っていくのが楽しみです。 

〇※マネジャーの7つの挑戦課題のグループワークが大変学びになりました。
1つの課題についてグループワークを進めていくと、7つの課題がつながっていて、それぞれの課題に対する解決行動をとっていくことが、最終的な課題解決になることが見えてきました。つい、目の前の狭い範囲で解決行動を考えがちですが、広い視点、多角的な視点でマネジャーは課題解決をとらえていくことが重要であると改めて感じました。井部先生の講義にも引き込まれて、時間があっという間に感じました。ありがとうございました。

〇本日は大変勉強になる時間を提供くださいましてありがとうございました。
聖路加のファーストレベル受講を10年以上前に経験し、当時は井部先生の一つ一つの指摘に驚かされることがありましたが、師長としての心構えを教えてくださった原点だと思っております。
今は師長3年目となり、拝命した初年度よりは右往左往しなくなったかもしれませんが、部署異動したこともあって、よくわからないいろんな壁に苦しんでいるのも事実です。本日学習した内容はファーストレベルのおさらい的な感じでもありますし、自分が悩んでいることは決して自分だけではないことも再確認できました。自分としては困難と感じていないことでも他者は困難と感じることもある。
みんなの強み弱みを理解することで、協力すれば困難を乗り越えられると思いました。
明日につながる元気のために、来月の受講を楽しみにしています。

〇普段からマネージメントをやっているはずなのですが、自分が何をやっていたのか、何に対する意識か乏しかったのかを考える事が出来ました。チームの中で、プレイヤーの時は仕事が楽しかったのに、今は何故こんなに苦しいんだろうと言う話になりました。プレイヤーの時には自信があり、達成感もありました。今は自信が無く、問題に追われるばかりで達成感が持てません。しかし、部下に仕事を任せて上手く行った事もあるはずで、そこにもちゃんと眼を向けようよと励まし合い元気が出ました。
死ぬ事以外はかすり傷
恐れず対話しようと思いました。

〇第1章を終えてから自分を開示することに努めたひと月を送り、第2章を迎えました。今回のワークでは自分を開示することを意識しながら臨むことができました。第2章の内容は部ごとの内容が自分に課題として降りかかってきた感じですが、先生の言葉「仕事場に帰って本日学んだことを事例にあてはめ、自分の自信につなげていく」を目指していくことに大きな意義を感じています。何気なく仕事をしていましたが、学んだことを考えながら第3章まで過ごすことが楽しくなってきました

〇とても充実した第2章でした。私は、プレイヤーの時と同じように管理もスムーズにできると思っていましたが、軸が無くフワフワして足に地がつかない感覚を持つようになり、できない自分に苦しんでいました。”管理の初心者”で、生まれ変わる移行期だと思うと少し気持ちが楽になりました。7つの課題を意識して行動できるようメモを持ち歩きます。これからもグループワークや全体で質問や意見交換を積極的に行い、学びを深めていきたいと思います。次回以降もとても楽しみです。ありがとうございました。

〇キャリアアンカーを判定してみて、自分がマネジメントの中で壁にぶつかっている内容が腑に落ちた感じがした。また、マネジャーが取り組む課題についても、日頃やっている色々なことが言語化されたことで、頭の中が整理された気がした。マネジメントとは他者を通して何かを成し遂げること。マネジャーはそのために他者に関心を持ち、他者をよく知ることが求められているということを強く感じた。

〇マネージャーの7つの挑戦課題の対策についてチーム内で討議した際、ファシリテーターからなぜその対策なのか、どうしてこの課題がチームとして高いのかを共有することから考えるようにアドバイス頂きました。自分の経験をナラティブに語り、チームで共有し考えることを意識したところ、自分の考えも整理されました。日頃自分の考えから導き出した結論ばかり言っているなと気づかされました。毎回テーマに沿った学び+αがあり、ますます次回の参加が楽しみです。

〇第1章からアッという間の1か月を経て、チームメンバーや講師・ファシリテーターの皆さんとの楽しい再会でした。
第1章の学びの振り返りでは、苦手な相手とは「余白の違い」がある。その違いを認識したうえで、相手に対して自己開示していく。という井部先生のコメントが印象的でした。
また今回の第2章では、チームの仲間と「マネジメントに取り組む」というお題について語り合う時間がありました。短時間でしたが「管理者だって人間だもの、これでいいんだ」「なんくるないさ、と思う気持ち」という良い意味での力の抜き方がメンバーと共有できて、有意義で素敵な時間を体験できたと確信しています。
チームメンバー、ファシリテーター、講師の方々と来月も再開できることを楽しみに日々の実務を遂行していきます。

〇管理とは何か、管理者とは何をする人か。
自分でも分かっているようで、実はよく分かっていない部分でした。自分は何をするべきか、が漠然としているので、管理者としてやれているのか分からない…。その気持ちが日々のモヤモヤを生む根源だったのだな、と思います。
今回、井部先生の講義で最もインパクトが強かったのは「マネジメントとは、他者を通して、物事を成し遂げる」の解説です。マネジメントの概念については、今までも何度も聞いたはずなのに、こんなにクリアに「あ、そういうことなんだ」と感じたのは、初めてでした。腑に落ちる。そんな表現がぴったりです。プレイヤーからマネジャーへ変わりきれていなかったから、「他者を通して」という表現が印象的だったのだろう、と思います。何か問題が起こるとと「最良な解決方法ではない」と分かっていながら、つい安易に自分が穴埋めして対応してしまいがちでした。
今回の講義で、これまでの自分の管理者経験と今回の学びが自分の中で結びつきました。自分が目指す管理者像が、より明確になりました。

〇マネジメントの挑戦課題に取り組む時に必要な事は、よい出会いをマネジメントする事(第一回テーマ)が基盤になっているのでは、と、感じました。また、受講後、7つの挑戦課題を意識する事が、自分の役割や組織として何が大事かを確認、整理する際の助けになっています。マネジメントに取り組む覚悟を持つとは「普通に仕事をすること」、「どんな人にもいいところはある。お互いに信頼することが大事」等のお話が印象的でした。

〇覚悟について改めて考えました。
主任になったときの覚悟、師長になったときの覚悟、副部長になったときの覚悟はそれぞれ重みや内容が異なる気がしましたが、未だ言語化できません。本質は同じなのかもしれません。自分の中で整理したいと思います。

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コメントをくださったみなさま、ありがとうございました。
次回は7月、第3章でお待ちしております。



聖路加国際大学
看護リカレント教育部