2024年度 認定看護管理者 ファーストレベルの授業が終了しました!

2024年8月1日にチャペルで開講式を行った認定看護管理者ファーストレベルプログラムも、8月30日(金)で1か月に渡るすべての授業を終えました。

 研修生のみなさまにとってはどんな8月となったでしょうか。 
 今回は最後の1週間の対面の演習の様子と研修生からのコメントをお届けします。


       


   
 

   
 

   
 

   
 

   
 

   
 

   
 
 
 

 ★★研修生からのコメント★★
〇エキスパートな講師と事務局の方に支えられ、仲間と学び合いながら、目が覚めるような夏を過ごすことができると思います!
ファーストレベル研修は、今までの経験を振り返り、実践と理論を関連付けながら整理をする機会でした。
同時に、今まで積極的に学んでこなかったことを学び、「自分は何も知らなかった・・・」と思い知る機会でもありました。
学びの「場」はさまざまあると思いますが、ここは、講師も事務局の方も、そして仲間もエキスパートであり、真剣に学べる場であったと思います。この場に出会えたことに、心から感謝しています。本当にありがとうございました。

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〇全ての講義において、現場でどう看護師長として物事を捉えれば良い病棟運営になるのか、この学びをどう活かすかと考えながら受講しました。どの講義でも現場で活かせる、看護管理における思考に活かせる内容であったと思っています。
看護師長として自信のなかった、病院経営に関することや、看護師長としての振る舞いや考え方などをすっきりさせてもらえた感じがしています。
また、チームで学ぶことはとても新鮮で、現場では一人で考えなくてはならないことも、チームメンバーの知識や経験、思考過程を共有することで新たな経験を積むことができたと感じています。様々な意見を取り入れ、検討し答えを導くことの面白さも感じました。
チームで問題に向かい検討するためには信頼感や安心感も大事で、病棟運営におけるチームビルディングと同じであると感じました。
チームが一体となる嬉しさと、一体になったことで出会って短期間であっても力が発揮できるということも改めて実感できました。
看護師長になる前に知っておきたかったと思うことや、看護師長になってから受講したからこそ学びを深められたと感じることもありました。
受講する中で、病棟の問題をネガティブに捉えていたことも、「うちの病棟にはこんな強みがあるから、こう生かせばいいのか」と気づくことができたため必ず現場でこの学びを活かそうと思いました。
聖路加のファーストレベルプログラムを選んで、本当に良かったと思っています。
本当に楽しい1か月間でした。この学びを病棟運営にいかして、良いチームにすることが講義してくださった講師の皆様への恩返しとなると思い、今後も看護師長として患者さんのために病棟看護師たちとよりよい看護を展開できるよう努力していきたいと思っています。今回は大変にありがとうございました!

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事例検討を通して管理者は孤独を感じる部分も多かったが、管理者として悩んでいる方々と知り合い、意見交換できることも大きな強みだと感じる。9月に入り、自部署の病院で、他の教育施設でファーストレベルプログラム学んだスタッフと学習内容をディスカッションした。ZOOMだけでなかった、事例検討が個で学ぶだけでは得られない力を担うのだという強みが感じられた。他者の意見を聞く力と、自らの考えをしっかり述べる重要性だ。また、対面で意見交換をしたことで、座学として学んだことを話し合うという行動が、知識の定着に繋がっていたように感じる。最初は自らの未熟さゆえ、経験豊富な他の管理者との意見交換に緊張も不安も強かったが、授業の最後になると、互いに遠慮なく意見をぶつけ合う事で、本当に必要なことを考える力が身に付きやすいと感じた。対面で実施することに意義を感じる時間となった。今後も続けて頂きたいと強く思う。

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〇長いようで短かい一ヶ月でした。課題や目的が同じ研修生と過ごすことで、自分だけではないと感じることができ心強かったです。
事例検討では、本当の課題がどこにあるのか、そこに向かっての課題解決方法を管理者の視点で捉える訓練ができたと思います。自部署での課題解決に活かしていきたいです。

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〇非常に学びやすい環境でした。研修生同士もコロナ禍を経て、オンライン講義に慣れてきたというのもありますが、スムーズに討議出来たと思います。zoomの特徴で1人話すと話せないのは難だが、相手の言葉をきちんと聴く姿勢になれ、そんなに苦ではなかったです。
普段出会うことが困難な、看護の教科書に名前が連なる先生方の講義が受講できます。1か月の集中講義は長いようであっという間に感じました。暑い夏に熱い思いで看護について語る仲間ができます。もう既に先生方や仲間に会えないことが寂しく、本当に充実した楽しい1か月間だったと思います。

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たくさんの熱い思いをお寄せいただきました。
ありがとうございました。
修了式の11月にお目にかかるときは、研修を終えて、現場に帰ってどのようにご活躍されているかをぜひ教えてください!お待ちしております。

                               聖路加国際大学
                               看護リカレント教育部