2024年11月9日(土) 公開講座 看護管理塾 第6章を実施しました!
みなさまこんにちは。
看護リカレント教育部です。
11月9日(土)は、毎月1回、年間10回連続で受講する公開講座 看護管理塾の第6章を実施しました。
第6章の テーマは「チームで仕事をする」です。
このテーマについてファシリテータ中尾根氏の講義に引き続き、グループワークを行いました。
第6章を終えて、受講生から寄せられたコメントを紹介します。
***** 受講生からのコメント *****
〇今回のテーマで、今の管理塾のチームについて検討するとは思ってもいませんでした。
一見、どのチームも「学びたい」目的で参加しているし仲良くしてますし私のチームも私自身も、目的は明確だと勘違いしていたことに、気付くことが出来ました。
生産性の高いチームは、自ら作り上げていかなくてはならないことを改めて痛感しました。
心根で考えていることを言語化して表現し合わなければよいチームは作れない、語り合うことが改めて大切だと実感しました。
また、講義でも中尾根さんが仰っておりましたが「講義後にディスカッションして深めていくのが管理塾のよいところ」ということ、いつも実感しておりますが改めて思いました。
講義だけでは、自分はこのような学びを感じとることは出来なかったと思います。
とても勉強になりました。
〇今回看護管理塾チームの現状診断で、多くのチームが心理的安全性が高く、構造と明確さが低い評価になっていることが興味深かったです。
同じ看護管理者としての立場で同じ研修に参加していることなどで、おのずと信頼や心理的安全性が確保されやすくなるのだと感じました。その反面より良いチームに成長していくためには、目的や計画は意識的に確認していくことが必要なのだと診断結果から学びました。
〇チームとグループについての学びは、今までのチームやグループに属する活動について自分の行動を振り返り、また考えさせられる学習でした。講師のラグビーの話によるチームの講義は、部活をやっていた自分としてはすごく理解ができました。また今回のチーム参加者は2人でした。2人で行う意図をきき、2人で行いました。一言で言うとチームの一員とした役割、責任は…と考えるようになりました。職場にて早速役職者に話をしました。役職者は「なるほど…」と。指示したわけではないのに、数日後に看護チームのチームリーダーに話をしている場面をみて、すごくうれしくなりました。何か結果を出したということではないですが、自部署というチームを感じました。この研修に参加した理由の一つは、管理者としての自分が変化をすることでした。
〇第6章の学びでは、ここで出会った5名のメンバーがチームとして一つの目標を持つことを考えました。それには、各メンバーがどのような目的で管理塾に参加したのか?を振り返り、チームの現状診断結果の理由を解き明かしていきました。
さて、私は10年前に聖路加で認定看護師となりました。そして、5年前には急遽、管理者となり、あっという間にコロナ禍に巻き込まれ、判らない中での即断即決指示をせざるを得ない日々を過ごしました。管理塾に来たのは、なんとか管理職を5年間続けた自分へのご褒美でした。しかし、今振り返ると、そのご褒美なくしては管理者を続けていけないくらい、疲れ切っていた自分がいます。マラソン走者が給水所に、レーサーであればピットインといった感じで、私は聖路加で何かをチャージしたくて管理塾に来たのだと思います。
今回のワークをしながら「あれ?私は今どこにいるんだろう?」とふと思いました。私はこの5年間職場にしか存在していなかったように思います。仕事のために食事をして、仕事のために眠り、仕事のために気分転換をしている自分に気づいて驚きました。「仕事をするための私」ではなく、「私が看護師を楽しむ」ことを今から取り戻していこうと思うに至りました。
ところで、チームの目標ですが、発表後には結局「ここに来ることが楽しくなるチーム」となりました。このチームのメンバーになれて嬉しいです。ここでチャージして、また走り出せる気がします。
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コメントをくださったみなさま、ありがとうございました。
次回は12月、第7章でお待ちしております。
聖路加国際大学
看護リカレント教育部