2025年度 【看護管理塾】第5章を実施!

 みなさまこんにちは。

 看護リカレント教育部です。

2025年10月18日(土)は、毎月1回、年間10回連続で受講する公開講座 看護管理塾の第5章を実施しました。

 第5章の テーマは「チームで仕事をする」です。 
このテーマについてメインファシリテーターの中尾根功嗣氏の講義に引き続き、チームでのワークを行いました。



 
第5章を終えて、受講生から寄せられたコメントを紹介します。

***** 受講生からのコメント *****

〇今回の第5章もとても濃厚な時間でした。
普段看護管理者として自部署のチームビルディングを考え行っていますが、主語が自分になった途端にうまく意識できてはいなかったことがわかりました。
チームとしての意識や行動の未熟さに気付かされましたが、今後の伸び代だと考えると、これから変化する自身とチームが楽しみです。
今回はチームで競う形でしたが、あるチームは具体的に、明確に、何を目指すのか、と言語化できており素直にすごいなと感じました。
ただ、私達のチームのようにまだまだ思い悩むチームを受け入れることも多様性だと思いました。
一歩前に進めるように残り5回に取り組んでいきたいと身を引き締めました。

〇今回は、「チームで仕事をする」ことの意味について、考えさせられた回でした。率直に言えば「反省」に近いかもかもしれません。
看護管理塾の最初に「グループではなく、チームと呼びます」と言われました。その意味がやっと分かったのですが、これまでにグループとチームの違いについて考えたことはなかった気がします。集団の中においては、リーダーシップと同じくらいメンバーシップも重要だと思うのですが、このチームの中では、私自身どちらもできていなかったように思いました。まだまだ「個」に留まっているのかもしれません。
出会いからたった5回、チームの課題を見つけ、対策立案することはなかなか大変な作業でした。しかし本当は、その「ちょっと大変な作業」にメンバーで協力して取り組み、与えられた時間内にまとめて、発表する…現状分析からの課題抽出、タイムマネジメントといった、看護管理者が身につけておきたいスキルを経験する演習だったと解釈しました。
看護管理塾も折り返しましたが、これからは、周囲に依存せず、リーダー・メンバー双方の役割を理解し、主体的に参加したいと思います。参加メンバーの「良さ」がお互いの「良さ」を引き出せていけるような関係性を築いていけるとよいです。

〇チームで学ぶ事の意義を言語化し、共有できた事で、学びの質が高まる感じがしました。
チームメンバーの職場での実践報告は、参考になると同時に、自分も含め他のメンバーも、学んだ事を職場でやってみよう、という意識に繋がっています。チームでの学びが、実践に活かせるものである事(仕事の意味)、それが仕事や職場に良い変化をもたらせる事(社会への影響)を感じられるチームだと思います。
職場においては、最近、思ったように進んでいない課題があるのですが、仕事の意味、社会への影響の部分をメンバーに言語化して伝えられていなかったせいかなぁ、と気がつきました。きちんと伝えてみたいと思います。

〇チームにおいては、心理的安全性には気を付けていたが、それだけでチームとしての目的や社会的意義の共有がないと、ただ快適でチームとしても個人としても成長が望めない環境となることが分かった。
看護塾のチームでも、次回までの個々の課題を共有し、課題に対し取り組んだ結果について話し合うことにした。
経験知の共有が私たちのチームの目標となった。
私たちのチームは心理的安全性の高いチームなので、その強みも活かしそれぞれの経験について活発な意見交換ができると、チームの価値が向上していくと思う。

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コメントをくださったみなさま、ありがとうございました。
次回は11月、第6章でお待ちしております。



聖路加国際大学
看護リカレント教育部