みなさまこんにちは。
看護リカレント教育部です。
2025年9月6日(土)は、毎月1回、年間10回連続で受講する公開講座 看護管理塾の第4章を実施しました。
第4章の テーマは「人の強みをみつける」です。
このテーマについてメインファシリテーターの齊田浩一氏の講義に引き続き、チームでのワークを行いました。
第4章を終えて、受講生から寄せられたコメントを紹介します。
***** 受講生からのコメント *****
〇ワークシート「グループメンバーの強みをみつける」を記載し発表しあいましたが、これまで3回しか会っていなくても相手 の強みを発見していること。どんなきっかけで強みを発見したかを発表しあうことで、どこに強みを感じるのか、感じさせるのかを知ることができました。
また、「強みに集中する」は強く共感しているし、これまでも自分でも取り組んできました。看護塾に参加するまでは「強みに集中する」しても「遅刻しない。急な休みがない」くらいしか発見できませんでしたが、今回頂いたワークシートを使ってもっと強みを見つけていこうと思います。
〇講義冒頭での、かじりかけのドーナツの写真が印象的でした。ドーナツそのものはとてもおいしそうなのに、一口かじられているだけで、何かちょっと残念な気持ちにさえなってしまいます。
どうしても短所や弱みに目が行きがちです。特に面談など、相手のことを評価するような場面では、長所と短所、強みと弱みは表裏一体、と意識しておきたいところです。
そのためには、自分の精神状態が安定していることも大切です。その場の雰囲気や感情に左右されず、冷静に相手の強みと弱みを考えられるよう、できるだけ「中庸」でありたいです。
こうして講義を振り返っていると、前回の「感情の源泉を扱う」の講義から繋がっているなと感じています。「他者を通して、物事を成し遂げる」ためには、自分のことも他者のことも同じく、強みと弱みをよく理解しておくことが大切なのだ、と自分なりにまとまってきた感覚です。
〇今回は、チーム内で強みを上げて各々ワークシートでのフィードバックを行いました。
自分で強みと思っている部分、他者からみた自分を評価してもらいました。自分で強みと思っている部分が、メンバーからすべて出たことに驚きました。グループ内で3回しか学べていない状況で、メンバーからの新たな評価もわかりました。また、自分でもまだ未知の部分があることを知りました。
ワークシートからの強みは、ポジティブな内容ばかりで、良いことだらけでした。
普段褒められることが無いのでとても良い時間でした。
自施設でも、相手の強みを生かした効果的な関係が気づけるようにワークシートを参考に
まずは観察、コミュニケーションをとり強みを見つけることに取り組みたいと思いました。
〇管理を希望した際に、自分の強みについて再度考え、看護局長との面談で、なぜ病棟師長は自分を昇格したと思うか質問され、戸惑ってしまったことを思い出しました。自分自身を知り、他者からも対話を通して、自分の強みは何かを知ることが成長につながることがワークを通して理解することができました。他者からの見え方も3回しか会って話していないチームメンバーからフィードバックされることで、違う視点があることがわかったので、病棟スタッフだとどう変化や気づきが生まれるのだろうかと感じました。実際に病棟スタッフとの関係を築くうえで、どうしてもネガティブ、できていないことに焦点が当たってしまうところをポジティブな捉え方をすることを意識し、相手に伝えていくことが大切であることが今回、中間面談を病棟スタッフとおこなうため、相手の強みを伝え、病棟における活動、患者対応にいかしてもらおうと思います
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コメントをくださったみなさま、ありがとうございました。
次回は10月、第5章でお待ちしております。
聖路加国際大学
看護リカレント教育部