(ご報告)履修証明プログラム「ケアイノベーション」開講プレイベント

履修証明プログラム「ケアイノベーション」開講に先立ち、デンマーク・オールボー大学教授 ビアデ・ディネセン先生によるライブ講演「ベストプラクティスへのケアイノベーション(Care Innovation to the Best Practice)」を開催しました。対面、zoomともにたくさんの方にご参加いただきました。

ディネセン先生は、ケアイノベーションには大きなイノベーションばかりでなく、日々の小さいイノベーションもあること、ケアをイノベートするためには、看護職や医療職ばかりでなく、利用する市民、企業や産業界、行政に携わる人など、様々な年代・性別・立場にある人が一堂に会して何のために?どのように?どのようなニーズに対してイノベーションするのか?について、その優先順位を含めて協働で考える「Co-creation」が重要であると説かれました。また「Co-creation」では対話と試作の反復作業が良いものを創り上げていくと説明されました。そして、遠隔緩和ケアTelepariative careなどの開発を例に、具体的なケアイノベーションについてお話しくださいました。参加者からは実践的な「Co-creation」に関する質問など様々な意見が寄せられ、有意義な議論が行われました。

「ケアイノベーション」は開講に向けてスタートしました。
募集要項等詳細は今秋公開予定です。また、この場でもご案内します。

 ※2025年度開講の履修証明プログラム「ケアイノベーション」は人々の健康課題の解決に向けた、IT技術やテレナーシング、AI、ロボットの活用など、テクノロジーを活用したケアの質を向上するためのケアイノベーションを理解し、これらを担う人材を育成するものです。 保健・医療・福祉従事者、ケア系IT企業従事者、その他ケアイノベーションに関心がある方どなたでも参加することができます。