看護管理塾 第 7 章は「人に仕事を与える・任せる」でした。
本来、部下のものである仕事の主導権を、サル(やっかいなお荷物)を表す比喩として使 い、自分が行うべき仕事に取り組むために、本来部下のものである仕事を部下に任せること、 また仕事を任せることは部下育成となることを学ぶ章でした。
サルとは何か?議論を始めるといつの間にか、任せられない後輩の話に移っていった事 を思い出しました。講義の中で、「任せられない」を「任せられる」にするには、「できるようになってから任せる」のではなく、「できなくてもムリして任せる」これが育てる極意である。しかし、ただ闇雲に抽象的な概念のまま引き渡さず、仕事の範囲を明確にして渡すことが重要であり、役割でもある。とても印象的でした。
部下に仕事を任せ育成する機会とするには、自分の仕事を十分に理解し部下がサルを飼育できるように支援するマネジャーとしての自分磨き、自分自身の育成がさらに重要なのだと講義を終えて思うところです。
運営アシスタントY.M